甲斐駒ヶ岳(日向八丁尾根コース)(2) (山梨県・長野県)

烏帽子岳より甲斐駒ヶ岳(頂上は雲に隠れ)
【標高】甲斐駒ヶ岳(2967m) 烏帽子岳(2594m) 大岩山(2319m) 日向山(1660m)
【山行日】2014年7月21・22日(月・火)
【天候】21日(霧時々晴れ) 22日(晴れ)
【形態】2人・一泊2日
【コースタイム】
1日目 尾白川渓谷P(5:05)~七丈小屋~甲斐駒ヶ岳~六合目石室(16:50)
2日目 六合目石室(5:18)~三ツ頭~烏帽子岳~大岩山~(ロスタイム30分)~日向山~尾白川渓谷P(16:35)

2日目、不安と期待感を膨らませ八丁尾根コースに向けて石室を出発する。


石室、何処か分かりますか?(真ん中より少し右、木に囲まれて少し屋根が見える)

石室から登山道に出て、振り返る。


分岐迄の道には高山植物が沢山咲いて、ゆっくり眺めていたい。
今回は長いコース、初めてのルートなので残念ながら先を急ぐ。






烏帽子岳頂上から甲斐駒(雲が掛る)



烏帽子岳頂上から甲斐駒ヶ岳・鋸岳・仙丈ヶ岳の眺望を楽しむ。
この先大岩山迄の稜線上のハイマツ帯は、細いルートが有り進む。
延々と進むと、鋸岳の姿が微妙に変わって来るので楽しめる。
昨日から歩いて来た甲斐駒ヶ岳からの稜線を眺め、稜線から樹林帯の下りに入る。


甲斐駒ヶ岳と歩いてきた稜線を眺める

大岩山(左前)へ向けて進む

烏帽子岳(左から2番目のピーク)と鋸岳






甲斐駒ヶ岳と烏帽子岳(右端ピーク)

樹林帯をどんどん下り、大岩山への急登に向かう。
一気にロープ・鉄梯子・鎖の連続で、高度を上げる。
管理人さんが設置して下さったので、登る事が出来有りがたい事です












大岩山頂上から先は、歩き易い登山道を駒岩迄進む。
駒岩からは急な下りを、錦滝への分岐迄行き、雁ヶ原を日向山へ登る。
石室から此処まで誰とも会わなかったが、日向山で一人の登山者が休んでいた。
矢立石登山口へ下山し、そこから尾白川駐車場まで下る。


長い行程、天候に恵まれて十分に楽しむ事が出来た。
今まで黒戸尾根から登り、七丈小屋に泊り頂上ピストンで歩いていたが、
今回の周回コースで更に変化の有る、楽しめる山登りになる。
花も思った以上に咲いていて、シャクナゲは綺麗な見頃だった。
ゴゼンタチバナ・イワカガミ・ハクサンイチゲ・シコタンソウ・チングルマ・ヨツバシオガマ・・・・・・。
今回一緒に登ったTさんとは、2人で百名山を4年半で登って楽しんだ山友。
その後山登りの楽しみ方が違ってきて、2008年以来の6年ぶりの山行きとなった。
今回のコースは一人では不安、Tさんと一緒に登る事が出来て良かった。
今回の山登りで、私の失敗が二つ。
樹林帯の下りで、掴んだ木が折れて思いっきり前にでんぐり返し。
頭を打ったか、手・足はどうかと、一瞬不安がよぎった。
何処も打ってない、痛くない、良かった。
ユラユラしている木が有るので気を付けていたのに、大丈夫と思った木が折れた。
名誉の負傷を負ったのは新調したザック、小さい穴が・・・・・・。
(早速、修理に出した。)
もう一つ、大岩山からの下山の時、私の勘違いで無駄な時間を費やした。
ルートは合っていたのに、下見に登っていたのと違うと感じてしまい・・・・・・。
不安で私は頂上に戻って確認・・・・、やっと私の勘違いに気が付いた。
最近は一人で山に登る事が多く、納得してから行動する習慣が有るので・・・・。
Tさんには、時間と労力を掛けてしまい申し訳ない事をしてしまった。
- 関連記事
-
- 白峰三山縦走(1日目) (山梨県・静岡県) (2014/08/08)
- 瑞牆山(2230m) 山梨県 (2014/07/30)
- 甲斐駒ヶ岳(日向八丁尾根コース)(2) (山梨県・長野県) (2014/07/25)
- 甲斐駒ヶ岳(日向八丁尾根コース)(1) (山梨県・長野県) (2014/07/24)
- 横岳(2829m) 長野県 (2014/07/10)

先日、ルートチェックされていたコースですね。岩場や梯子がたくさんで、結構厳しいコースのようですね。
百名山行かれているならどこでも大丈夫でしょうね。
百名山はコースを眺めていて、私にはどうしても行けそうにない山があります。
それぞれの山の楽しみ方でしょうが、精力的に歩かれているレポは刺激になります。今度は日向、鞍掛を歩いてみようと思ったりしてね。(笑)
| さえ | 2014/07/28 07:28 | URL |