甲斐駒ヶ岳(2967m) 山梨県・長野県

頂上より(富士山・鳳凰山・早川尾根、右奥北岳、手前に花崗岩の摩利支天)
【山行日】2013年10月7・8日(月・火)
【天候】晴れ
【形態】単独・1泊2日
【コースタイム】
1日目 尾白川渓谷駐車場(8:00)~横手と合流~刀利天狗(昼)~五合目小屋跡~七丈第二小屋(14:52)
2日目 七丈第二小屋(4:50)~八合目御来迎場~甲斐駒ヶ岳頂上(7:15-8:00)~七丈第二小屋(9:20-9:45)~刀利天狗(昼)~尾白川渓谷駐車場(15:10)
甲斐駒ヶ岳は今回で4回目、黒戸尾根(2004年11月・2010年8月)、北沢峠から(2006年11月)に登った。
今日は黒戸尾根の長いコースを一人で登る。

歩いた黒戸尾根コース








最初はこの標識、ちょっと頭が混乱気味だったが今はよ~く分かる。
頂上に向かう場合は、どんどん下って・・・下ったら、長ーい梯子を登る。











今日の行程は殆ど樹林帯の中、五合目から小屋迄は鎖・梯子の連続。
小屋に着いて泊りの手続きの後、第二七丈小屋へ移動する。
3回目にして初めての夕食が有り、ビックリ超豪華で美味しかった。
小屋泊りは7人、ご夫妻・単独男性・素泊り3人グループと私、和気あいあいの雰囲気だった。
明日は7人で頂上にと・・・・、眠りに就いた。
2日目、4時に皆起き出し身支度を始める。
私は単独男性の方とご来光に間に合うように、小屋を出る。
テント場には一つだけ、ポツンと張られていた。
八合目御来迎場にて御来光、素晴らしい景色が広がる。

八合目御来迎場より御来光(5:43)、鳳凰山の後ろに富士山

鳳凰山(オベリスク)と富士山


北アルプス

美しい御来光、浮かび上がる富士山・鳳凰山、北アルプス、奥秩父の山々・・・・。
十分楽しんだ後は、もう一踏ん張り頂上へ向け岩場・鎖場を登る。


右から(摩利支天、北岳、早川尾根、鳳凰山、富士山)

九合目(大岩と剣、鳳凰山と富士山)

駒ヶ嶽神社本社と向こうに駒ヶ岳頂上

花崗岩の白砂を登る同宿のご夫妻(頂上は目前に)

甲斐駒ヶ岳頂上

左から(中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプス)

静かな頂上、景色、美しい花崗岩

向こうに八ヶ岳、同宿の3人グループの方がノンビリと楽しんで居られますね~。

北アルプスの連なる山々

手前に摩利支天、仙水峠から急登の栗沢山、アサヨ峰から鳳凰山への早川尾根。

左から(黒戸尾根、八合目御来迎場、九合目岩と剣)

黒戸尾根、手前の紅葉場所に七丈小屋

八ヶ岳

鳳凰山と富士山

稜線の紅葉と奥に鋸岳

テント場より紅葉と鳳凰山

やっぱり来て良かった甲斐駒ヶ岳、黒戸尾根は長いけど面白みが十二分ある。
今回の目的の一つ、大岩山から駒ヶ岳への登山道が通れるようになったというので、
七丈小屋の管理人さんがコツコツと整備されていたので、お話を聞きたかった。
夕食時、美味しい食事を頂きながら色々お話しをすることが出来た。
クモイコザクラ・サクラソウの咲く場所まで、教えて頂き嬉しかった。
「・・・・・・道、と名前を付けられないのですか?」と、お聞きして見ると
「そんなの、いらない!」と、あっけない御返事。
「明日は荷揚げに下りるから・・・・。」、小屋は留守になると。
頂上から下りて来てみると、小屋の中は綺麗に整頓されていた。
小屋を後にし、鎖場・岩場を過ぎ樹林帯を下っていると、下から登って来る方が・・・。
荷を背負われた管理人さんが、登って来られた。
何と早い事、凄いナ~と、またまた感心させられてしまった。
七丈小屋を守ってから18年になるとか、私が2004年に登った時の壊れそうな梯子・・・も
全て今の様なきちんとした状態に整備したそうだ。
教えて頂いたクモイコザクラ、来年会いに登れると良いな・・・・。
最高に楽しく、嬉しく、充実した山登りが出来た。
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朝焼け
素晴らしい朝焼けに出会えましたね!
羨ましいです。
新ルートの
情報のおすそ分けを・・・。
| akira12345 | 2013/10/15 08:56 | URL | ≫ EDIT